平成28年度門信徒総会

昨日、5月21日は親鸞聖人のお誕生日「降誕会」。

その日をねらったわけではないのですが、本年度の門信徒総会を開催させて頂きました。

お天気は快晴。ご多用の中、50名以上のご門徒様方がご参加下さいました。

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実は私(このホームページの管理人)、本年4月1日を以て当山第17代住職を拝命致しました。

先代第16代が体調を崩したため、大事を取って急遽引退することとなったのです。

遡ること昭和10年、淨寶寺第15代の諏訪令海は、ある女性を鹿児島のとあるお寺へ送り届けました。そしてその女性は5人の子供をもうけ、その娘の一人が広島のお寺へと嫁ぎました。その娘を母として私が誕生し、今から4年と4ヶ月と20日前の2012(平成24)年1月1日、この淨寶寺に養子跡取りとして入寺したわけです。

先々代が祖母を送り届けた、それは雨粒の一滴のような小さなご縁ですが、その縁が育まれ、巡り巡って川となり、その流れの中で、このたび淨寶寺第17代住職を託されたように私は感じております。

因縁の不思議さ、そしてそれを如来様のお手回しと頂く他ありません。

と、そのようなことを例年通りの行事報告と併せて、ご報告させて頂いた次第です。

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さて、門信徒総会、今年の余興は「落語」

広島演芸協会々員の「安産亭徳丸」さんにご出演頂きました。

「落語」にぴったりな安産型の風貌と、落ち着いた、よく響く声。軽快な小咄で「お寺いじり」をした後、古典落語「時うどん」に入りました。

扇子の柄を割りばしに見たて、うどんをずるずると食べる所作・・・うーん、この後の懇親会用に折詰弁当を用意してるんですけれども、うどんを食べたくなってきました。

因みに私の好物は麺類。

そして「今何時や・・・」と、お馴染みのオチも流石の安定感。「安産亭」の名に恥じません。

30分強ほどの出演でしたが、あっと言う間。

後でご門徒さんより、「ウチの町内の婦人会で呼びたいわ~」とのお言葉を頂くなど好評を博しました。

安産亭徳丸さん、笑いのお時間を有り難うございました。

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