今日、淨寶寺坊守(お寺の奥さんのことをボウモリと言います)の母が、99歳の誕生日を迎えました。
よって昨日、その御祝いを内々で催した次第です。
今年99歳と言えば、1915(大正4)年生まれになります。
時は第一次世界大戦の真っ只中、軍国主義をひた走る日本は、以後満州事変、日中戦争を経て第二次世界大戦へと突入。まさに激動する時代を生き抜いて来たのでした。
そんな彼女も、足腰が弱り、耳もすっかり遠くなって、平素は施設でお世話になっておりますが、月に一度はお寺に帰り、家族との一時を楽しみます。
ところで、特筆すべきは、その旺盛な食欲。肉魚野菜からアイスクリームまで何でも美味しくいただきます。
そして、活字とのお付き合い。中国新聞を毎日!隅から隅まで読み通すのです。
そんなスペシャルな食欲と知性が、99年の年輪を刻むことを可能にしたのでしょう。
話は変わりますが、100歳まであと一歩の99歳を「白寿」(はくじゅ)と言うそうです。
「百」から「一」を引くと「白」となる。だから「白寿」という。
その由来は知りませんが、なかなか素敵な言葉遊びであります。
よって「白」に因み、私は白い帽子をプレゼント。
リボン付きで、可愛すぎるかなと思いしたが、ばっちり似合ってました(笑)
と、ここまでは余談。
例によって、誕生日には必須の「バースデーケーキ」が登場したのでありますが、
問題は、吹き消すロウソクです。
①ケーキの上に99本、素直に立てる。
②ロウソク1本を10本とみなし、9本ないし10本立てる。
①を実行した場合、ケーキが小ぶり故に、ロウソクが表面を埋め尽くしてしまい、ケーキが主なのかロウソク主なのか、なんだかよく分からなくなってしまう可能性があります。また灯す火の勢いが強すぎて火事の恐れまで生じます。そもそもそんな大量のロウソクを99歳の女性に吹き消してもらおうという発想からして非常識。
では②の場合。9本なら少ないし、10本なら多すぎるわけで、なんともしっくりしません。そんなイージーな仕事はラテンでは通用しようとも、几帳面な日本人の気質には合わないのです。
そこで、①と②の折衷案③
普通のロウソクを9本、それから1本を10本分とみなしたロウソクを別の色で9本用意する。
これなら計18本。多少のやっつけ感は否めませんが、なんとか99歳の意味合いを損なわずに確保できそうです。まあ、それでも吹き消すのは結構たいへんでありますが・・・
と、そんな余計ともいえることを、おぼろげに心配していた私でありましたが、
実際に用意されていたロウソクを見て驚愕!






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