先日、広島は戦後69回目の8月6日を迎えました。
天気は早朝から激しい雨。雨の8月6日は、なんと43年ぶりのことだそうです。
しかしながら、原爆投下時刻とされている午前8時15分、つまり平和記念式典が始まる頃には小降となり、私たち浄宝寺一向も傘を差しつつ、例年通り「旧中島町原爆追悼法要」を修めるため平和公園内「平和観音像」前へと向かいました。
お勤めの後、住職よりお話が
「戦争の悲惨さの一つは、非戦闘員である女子供も犠牲になるというところにある。自身、原爆孤児として辛い思い出が多い。しかし、憎しみからは憎しみしか生まれない。争いのもとはどこにあるのか?それは、自分が絶対に正しいと思い上がる自己中心的な心にある。果たして自分は絶対に正しいと言い切れるほどの人間であろうか。自らの至らなさに気付かされた時、人は恥じ入る心を持つ。そこで初めて相手の痛みを知り思いやる気持ちが生ずる。他者への深い共感、それが平和の原点ではないだろうか。核戦争が始まれば人類だけでなく地球の自然そのものが破壊されてしまう。地球は人間のためだけにあるのではない、全ての生命の母である。人間のエゴで争い、地球を脅かしてはならない、滅ぼしてはならない。」(文責 副住職)
追悼法要が終わる頃には、雨はほぼ止んでいました。
元安橋を渡って、原爆ドームの手前にある「動員学徒慰霊塔」へ。
この塔の犠牲者名簿には被爆死した住職の姉の名が記載されています。
場面は変わって、夜8時頃の原爆ドーム。歩くのも大変なくらい人が集まっていました。
相生橋から。川面には無数の灯籠流しの明かりが。
元安橋も灯籠流しを見物する人でいっぱい。
更に下流の平和大橋から。
色とりどりの燈籠は、瀬戸内海へ向かって静かに流れていました。
















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