酷暑の続く、今日このごろ。
言ったところで、どうなるわけでもないのに二言目には思わず出てしまう「暑いですねえ」。
しかし、猛暑をものともせず、甲子園で気を吐く高校球児とその応援。
夏なのに失速しないカープと、またその応援。
私的には予想だにしなかったリオ・オリンピックのメダルラッシュとその応援。
この「スリランカ滞在記」連載も、孤立無援ながら負けてられないのであります。
さて前回に引き続き、ここはマータレーという名の町にある仏教寺院「アル・ヴィハーラ」
建立時期は紀元前1世紀!2000年以上の歴史があります。
スリランカの古い寺院は、このような天然の岩場に造られているケースがよく見られます。
ガイドさんによれば、天然の岩場は修行者にとって絶好の修行場所。確かにジャングルの密林と違って、身体にまとわりつく虫も少ないでしょうし、岩陰に入れば涼しく、瞑想など行うにはうってつけの環境と言えましょう。
恐らく、そのような岩場に修行僧が自然と集まって来て、寺院を形成するに至ったのだと思われます。
全身金色の僧形を発見。恐らく寺院の創始者か、伝説的な事績を遺した方でしょう。
スターウォーズに出てくる金色のアレっぽいですね。
煙が上へ向かうがごとく、岩場をぐいぐいと登っていきます。結構高い(汗)・・・
前日訪れた、恐怖の岩場「シギリアロック」を彷彿とさせる階段が現れました。
頂上付近。やはり、けっこうな高さがあります。何でこんなところに・・・
「シギリアロック」も然り、修行場が何だかんだと言ってはおりますが、スリランカの人は元来こういった岩場が大好きで、何か造らずにはおれないDNAを宿しているのではないかという気がしてきました。血が騒ぐというやつです。
てっぺんには仏塔(恐らくお釈迦様の御遺骨の一部が納められている)がありました。
そこをお参りした後、私たちは岩場中腹に建てられた僧院へと向かいました。
中へと案内されます。
とても清潔で、しかも、どこかさり気のない洒落た雰囲気のある空間。
これより、この街一番の高僧と面会する予定です。
【続く】
コメント
コメント一覧 (2件)
本願寺新報8月10日号見ました。住職になられてご活躍のようですね。なんかうれしいかぎりです。
コメントありがとうございます。
ぼちぼちとやってます。
またお会いしましょう。