前々回、熊本城は天守閣に到着したと思いきや、間違ってあらぬところに出てしまった私。
もと来た道を引き返し、ようやくその威容を前にしています。
石垣の規模から想像していた通り、でかい、立派です。しかしながら、現在の天守閣は昭和35年の復元されたもので、本物は西南戦争時に焼失してしまったということです。
これが天守閣最上層階からの眺め。熊本市街が一望です!これだけ見晴らしが良ければ異変にも即気付いたことでしょう。しかし、高すぎてこわいんですけど。
さて、場所は変わって、ここは天守閣を降りた場所にある本丸御殿の中、大御台所。お城のキッチンです。煙が立つため、天井板はなく吹き抜けになっているとか。何本もの巨大な梁が圧巻です。
本丸御殿は、平成20年に五十何億円かけて復元。職人さんの技巧の限りを尽くした豪華な空間です。
ここは大広間。遠すぎて遠近法の見本みたいになってます。
「釘隠し」ひとつとっても、繊細な意匠です。手抜きがありません。
ここは対面所。君主謁見の間ゆえ最も豪華。漆も金箔も絵も京都の一流工房が手掛けたそうです。
天井絵も圧巻の美しさ。
襖の「引手」も、カッコいい・・・(形容するボキャブラリーが少なくてすみません)
その他、茶室の雰囲気、戸板絵の色彩、どこを眺めても感心しきりです。
日本の伝統文化が失われつつあると嘆かれて久しいですが、その高い水準を保ったまま受け継ぎ切磋琢磨し守り続けている方々も沢山いらっしゃるんですね。
熊本城に行ったなら、高すぎて疲れる天守閣には登らずとも、本丸御殿は必見であります。
と、このあたりで、熊本城見学を終えたいと思います。













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