前住職と原爆

  原爆によって、家族全員を失った現在の16代住職・諏訪了我は原爆孤児となりました。住職の人生を語る上で原爆は切り離せない関係にあります。ここでは過去に住職が綴った原爆に関する手記や講演録を掲載いたします。

〇講演録「戦争・被爆の証言」

2000(平成12)年8月4日、於:広島アステールプラザ、「日本生活協同組合主催:親子で戦争・被爆体験を聞く集い」における講演原稿

〇手記「念仏を称える意味」

1996(平成8)年3月1日発行、寺報「淨寶」第330号に掲載、被爆死した実姉諏訪玲子に関する手記

〇「全戦争死没者追悼法要並びに原爆忌70周年法要」記念布教

2015(平成27)年7月4日、本願寺広島別院に於いて、大谷光淳ご門主様ご親修のもと修められた標記法要に於いて、住職が勤めた記念布教の原稿

2012(平成24)年8月6日、原爆ドームのすぐ傍にある「動員学徒慰霊塔」を訪れる住職と坊守。この年、住職の実姉諏訪玲子の名前が、慰霊塔の名簿に記載された。