「3.11」の法座

昨日は、当淨寶寺の「永代経法要/春の彼岸法座」を修めました。
3月11日ーあの日から丸二年。それは日本、いや世界にとって忘れ難い日となりました。
東北大震災の復興に向けて世間で盛んに繰り返された言葉「絆」(きずな)。

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ご講師の吉崎哲真先生は、その「絆」は空間的な意味を持つと味わわれ、もう一つのきずなの漢字「紲」(きずな)は時間的な意味を持つとして、この字を、二つに分けてお話しされました。

「糸」→繋がり・縁

「世」→世代・世界

全てのものは「縁」という見えない糸で繋がり合っています。同じ時代、同じ世界に生きる者にとって、「3.11」は人ごとではありません。この日を決して忘れず、苦しみ悲しみを共にして助け合っていく大切さをお話し下さいました(文責:副住職)。

3月11日、午後2時46分。吉崎先生のお声掛けのもと、ご参拝の皆様とご一緒に、哀悼の意を表すささやかな黙祷を捧げ、「南無阿弥陀仏」のお念仏を申させて頂きました。

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