スリランカ滞在記(37)

まだ続いてたの?

はい、私の中では絶賛継続中な「スリランカ滞在記」。

中途、番外編「フルーツ体験記」などと、うつつを抜かしたため、八月終盤以来の更新となってしまいました。

と言いつつ正直申せば、スリランカのスの字も思い出すことなく過ごしていた今日この頃。

昨日、とある忘年会で、知人がチラッとこのブログのことに触れて下さいました。

(ああ~そう言えばあ~そういうのもあったような気がするよなあ~)

などと数秒、他人事のように遠い眼をしていた私でしたが、ハッと我に返り、この「スリランカ滞在記」、完全に更新を忘れていたことに思い当たったのでした。

というわけで、まいりましょう、第37回目です。

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スリランカのおへそとも言うべき場所に位置する町、マータレーを後にした我々一行は、ついにこの旅のメインディッシュとなる、スリランカ第二の都市とも言うべき「キャンディ」へと到着いたしました。

キャンディは、だれが言ったか分りませんが、スリランカ版京都ととも言われ、スリランカの魂とも言うべき古寺「仏歯寺」があり、その一方で英国植民地時代の古き良きと言われる西洋風建造物が点在するなど、エキゾチックながらも調和した町並みが見どころと言われる街であります。

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と、ふと車窓より外を眺めれば、日の丸をアップリケした手袋を両手に着用したおじさんが、白昼堂々交差点のど真ん中を陣取って、猛烈に日の丸をアピールしているではありませんか。

さすがスリランカ版京都、思わぬところで親日家に遭遇・・・

ではなく、単に交通整理をしている警察のおじさんでした。旗とか目立つ物ではなくて、あの小さな手袋で大丈夫なんだろうか・・・と少し心配になりましたが、「かわいいので良い」という大方の評価を得ていました。

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ところで、我々を載せたバスは街の中央へと向かって行くのですが、徐々に車道は渋滞、なぜか歩道には人の群が並んでいます・・・

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今日は、スリランカにおける新型アイフォンの発売日なんでしょうか。

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と、我々が降ろされたのは「ピザハット」。なぜ、スリランカ版京都の街でピザハットなのか(というか、ピザハットって外資系だったんですね)。

さて、この二階からは、キャンディの名物ホテル「クイーンズホテル」を向かいに見ることができます。ちなみにこのホテル、世界遺産に登録されているという名建築。

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この日のクイーンズホテルの道路側の部屋は、一年以上前から予約で埋まっているということです。

そして、南国スリランカながら、うちのご近所と似たり寄ったりの「ピザハット」、この日ばかりは、お向いの世界遺産にも負けない「プレミアム」な場所へと変貌するのでありました。

【続く】

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