先日、京都から知人のTさんとHくんが、私を訪ねて来てくれました。
Hくんは30代半ば。京都の本願寺西山別院というお寺で、共に職員として数年間ご一緒させて頂いたご縁があります。
Tさんは70代半ば。西山別院の朝参りに、毎日お参り下さっています。仏教全般に亘る造詣がやたらに深く、てっきり元大学教授かと思っていたのですが、どうやら違うみたいで、詰まるところ正体不明なお方です。
このお二人とは、私が京都在住の間、毎月「定例会」を開いていた間柄。会場はとある駅前の居酒屋『養老乃瀧』で、毎回必ず焼酎のボトルが1本~2本開いてました。
Tさんは、酔うと、ついついオペラを歌ってしまうというほどの音楽好き。JAZZやクラッシックの名盤を毎回一枚お薦めいただくのも、飲み会、いやさ「定例会」の楽しみのひとつでした。
Hくんはというと、私より三つ四つ年下ですが、基本彼は私のことを目上とは思っておらず、互いに言いたいことを遠慮せずに言い合える仲。
そんなTさんとHくんが、一年と数か月振りに三人で「定例会」を開こうと、わざわざ広島まで出張して来て下さったというわけです。
京都と広島、場所は違えど、いつもの三人が集まればいつもの「定例会」。
年令も、育った環境も時代も、考え方もそれぞれ異なる三人を結んで下さった不思議なご縁。
その不思議さを噛み締めながら、いつにも増して深酒した夜でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
いやぁ目上と思ってますよ。間違いなく。
また3人で会えてよかったです。ありがとうございました。
こちらこそ、ご遠方お越しいただき、嬉しい限りでした。
京都へ行くことがあれば連絡しますので、また三人で「定例会」の続きをしましょう。
お仕事お忙しいでしょうが、たいへん由緒のある、また温かいご門徒さんの沢山いらっしゃる別院です。がんばってお寺を引っ張って行ってください。
それから、別院中紅一点のHさんを助けてあげてくださいね。
コメントありがとうございました。