婦人会新年会

仏教婦人会、それはお寺にとってなくてはならない集まり。

婦人会だけでなく、お寺には色んな集まりがあります。仏教壮年会、青年会、こども会など・・・でも寺院の活動内容や規模によってそれらはあったりなかったり。

しかし、婦人会のないお寺は極めて稀でしょう(実際に調べたわけではありませんが・・・)。

女は強し。

たとえば、京都駅前の東本願寺。そこには「毛綱」なる巨大な縄が展示されています。それはただの縄に非ず。

明治期のこと。現在木造建築面積世界最大と言われる御影堂を建立する際、やはり巨大な木材を運ぶための強靭な縄が不如意となったそうです。そこで、全国の女性信者さん達が自らの髪を切って編み、寄進されたのがその「毛綱」。

「髪は女のいのち」と言われるだけに、潔さに圧倒されるエピソードです。

お寺は多く、母性によって支えられ、お世話頂いていると言っても過言ではないでしょう。

 本日は、そんな仏教婦人会の新年会でした。

お集りくださった会員の皆様に、またご都合によりご参加の叶わなかった会員の皆様に、あらためて敬意と感謝を申し上げます。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • “女は強し”写真を眺めながら副住職さまのご感想に…ごもっとも…(;一_一)

    しかしそんなに恐れないで下さいませ,1休さんの言葉に「美わしき娘が嫁と花咲いて

    カカアとしぼんで婆と散りゆく」?だったと思いますが、うるわしき時をへて沢山の

    挫折と哀しみを乗り越えての強さと思います。人気まんがのドラエもんにお願いして

    リセット出来ると良いですね(^◇^)。前後しましたが新年会には色々とお世話さまで

    でした。童心にかえってのビンゴゲ-ムで楽しませていただきました。

    懐かしい歌も副住職さまとの年代を感じながら楽しみました…が、故郷の歌詞に、山は

    青き故郷・水は清き故郷・とありますが今は山は松枯れ・子供時代に水遊びした小川はダム工事でかれ、本当に歌だけの風景に、これこそ諸行無常を納得しております。

    • 先日の仏教婦人会新年会におきましては、段取りから締めの仕切りまで色々お世話頂き感謝申し上げます。
      私も、皆さまとビンゴゲームをしたり、童謡を歌ったりと楽しませていただきました。
      私の故郷の街も高速道路の開発が進み、「故郷」の歌詞というより、仰るような環境破壊で枯れてしまった風景に近いものがあります。
      ほんとに無常ですね。
      だからこそなのか、久々に歌った「故郷」の歌詞が身に沁みました(T_T)

      「女は強し」、平素より、婦人会の皆さまの「強さ」に支えられていると実感しています。
      今後ともご叱正のほどお願い致します。

      コメント有り難うございました。

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