長崎の「ドーム」

(前回からのブログの続き・・・今〈8月8日現在〉、長崎にいる設定です)

長崎にも原爆にまつわる「ドーム」があります。それは小高い丘の上に建つ「浦上天主堂」から35mほど下った場所にあります。

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「ちょっと何写ってんのかわかんないす。」

と思われるかも知れませんが、上の写真中央の遺構がそれです。

ちょっと、下の写真をご覧下さい。原爆投下以前の旧浦上天主堂です。

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赤丸のところは、ドーム状の鐘楼屋根。それが原爆の爆風により丘の麓まで吹き飛ばされたいうわけです。

つまり、建物との位置関係からいえば・・・

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・・・こういうことですね。

例によって、ズームアップ。

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こんな巨大なものが、一瞬で吹き飛ばされたんですね。原爆の破壊力の凄まじさが、恐怖と共に伝わってきます。

平和で美しい街に異物のように横たわる原爆の遺構。今の平和が戦争の反省の上に成り立っていることを「全身」で教えてくれています。

その反省を忘れ、また戦争を繰り返すのは、まさに愚の骨頂。

しかし、それでも、昨今の世相は何やら不穏な空気を醸し出しているような・・・

 

さて、猛夏の8月も今日で終わり、明日から9月に入ります。

しかし、私の「長崎」はまだ終わってはいません。

なぜなら・・・

まだ撮り貯めた写真があるからです。

もうしばらく、8月8日の「長崎」にお付き合いください。

 

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