スリランカ滞在記(1)

住職「行ってみたら?」

私「よろこんで!」

と、あっさり決まった「広陵東組寺族部会研修旅行」の参加。

今年の行先は、スリランカ。現地語で「光り輝く島」の意だそう。

国民の三分の二が仏教を信仰し、多くの仏跡が遺るこの島は、世界の仏教徒の聖地でもあります。

よって

、私は機上の人となり広島空港を飛び立ったのでした。

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日本⇔スリランカ間には、成田から直行便が出ています。

眼下に広がるのは駿河湾。

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8月後半、当日の天候は穏やかで富士山もバッチリ見えました。

改めて思います。本当に美しいシルエットです。

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成田から、スリランカ航空機に乗り込み、

エコノミーシートの4列席真ん中で身を縮めること9時間半(涙)。

そして、異様に効きすぎる冷房に震えること9時間半!

atention!!(スリランカ人は南国生まれのはずなのに恐ろしく冷房に強いみたいで、ガンガンクーラーを回します。あなどってはなりません。殆どの日本人が毛布にくるまって震えているのに、スリランカ人は半袖のまま余裕でキンキンに冷えたビールを飲んでます。スリランカ航空を利用する際は、夏でも長袖が必須。中には旅慣れた人もいるもので上下ウインドブレーカで完全防備の強者もいました。)

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無事、カトゥナーヤカ(コロンボ)国際空港に着陸。

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出口へと向かいます。

インドの更に南の島ですから、異国情緒溢れるスパイシーでフルーティーな佇まいを予想していたのですが、何とも清潔で近代的な空港。聞くところによると施工者は日本企業だそう。

16年振りの海外。カルチャーショックを期待していたのに、多少残念であります。

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いや、ありました!案内板の文字が全く読めません。

一番上はスリランカの現地語「シンハラ文字」、コロコロとして可愛らしい。

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一行の到着を待ってくれていた現地の観光バスに乗り込み、ホテルへ向かいました。

オンボロのバスを想像していたのですが、日本で走っていてもおかしくないくらい綺麗なバス。また道も整備されており、滑るように走ります。

これはなかなか快適な旅になりそうだと嬉しく思う反面、日本とさほど変わらぬ印象に異国情緒があまり感じられず、少々肩すかしを喰らったようになりました。暑さも日本と同じ様な感じです。いや湿気はスリランカのほうがあるかな。

ともかく、日本から7500㎞離れた国にやって来たわけです。明日からの旅に期待で胸を膨らませながら、とりあえず「エコノミーシート4列席真ん中で9時間半」の疲れを癒すべく就寝です。

(続く)

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