長野市にて(番外2)

さて、前回のブログの続き。場所は善光寺参道。

善光寺の見どころを、タクシーの運転手さんに尋ねたはずなのに、なぜか名物「おやき」、それも具が野沢菜の「おやき」を強烈に勧められ、すっかり感化された私はすぐにそれを購入したのでした。1ヶ150円。

早速いただきます!

 

 

 

 

 

 

 

なんと素朴な味。皮は中華まんっぽいですが、そんなにモチモチもしておらず、素朴な感じです。具の野沢菜は漬物を味噌で味付けしたような風味で、素朴な感じです。際立った特徴もなく、奇をてらうわけでもなく、ひたすら素朴な感じです。何も引かない、何も足さない、昔ながらの味を思わせる。その素朴さこそが「おやき」の魅力と言えましょう。人目を惹こうとデコデコと飾り立てるばかりの食文化が闊歩する当世、素朴な「おやき」は虚飾を脱ぎ捨てほっと一息できる食のオアシスなのです・・・

何を言っているのか分からなくなってきましたが、「おやき」の具は野沢菜以外にも様々なバリエーションがありますし、店舗によって風味も様々で、いろいろと楽しめるようです。機会があればぜひ召し上ってみてください。

尚、参道にはソバ屋さんもあちらこちらにあり、「新そば」と宣伝の張り紙がしてありました。「新そば」ってなんだろう?普段、あまりソバを食べない私。ははーん、米で言えば「新米」のことだろう、新しいからうまいに違いない、と適当な店を選んで入り盛りそばを注文。なるほど確かにつるつるとうまい!蕎麦湯も適当なとろみがあってうまい!長野は水もいいんでしょう。結構な量の蕎麦湯を全部飲み干してしまいました。

空気も水も食べ物も美味しい長野。いやー本当に来て良かったなー、と店を出ると目線の先に巨大な山門が・・・

 

 

 

 

 

 

本来の目的「善光寺参り」。食べ歩きに夢中で危うく忘れるところでした(汗)。

次回はいよいよあの門を潜ります。

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次