原爆忌70周年法要記念布教

昨日、7月4日、本願寺広島別院(寺町)にて、全戦争死没者追悼法要並びに原爆忌70周年法要が営まれました。

今年は、戦後70周年を迎える節目の年。殊に広島は、人類史上初めて原子爆弾を落とされた街として、世の耳目を集めます。我が浄土真宗本願寺派も、本山本願寺より大谷光淳御門主がご来臨下さり、法要のご導師(ご親修)を賜りました。

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別院境内から本堂内まで、ひとひとひと!元々信仰の篤い真宗王国広島安芸門徒。

さらに原爆70周年の節目、御門主様ご親修とあって、非常に多くの方々が参拝されました。

そしてそのような中、当淨寶寺住職諏訪了我が記念布教の大役を仰せつかり、平和の願いを込めて、およそ20分のご法話を勤めさせて頂きました。

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御門主様ご親修のもと、講師のご指名に与るのは言うまでもなく、僧侶にとって無上の誉れ。

無論、その分、失敗も無礼も許されない場であり、大変な緊張を強いられる役目でありますが、住職はほぼいつも通り、変わらぬ様子で、粛々とお役目を果たしました。

我が寺の住職ながら、「立派!」のひとことであります。

住職は自身の原爆孤児としての体験を中心に、戦争の悲しさ、不毛さを語り、平和を訴えました。

そして、人間皆ともに煩悩具足の凡夫ながら如来様のお慈悲の中にある身、「同悲同感」のお心をお手本として怨憎を超え、お互いの悲しみや痛みに共感し寄り添うやさしい心を育みましょう、と結びました。

その法話の内容は、後日当HP上に掲載したいと思います。

最後になりましたが、この記念すべきご法要に、ご一緒にご参拝下さった総代、婦人会の皆様、まことに有り難うございました。

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