被爆アオギリ二世来たる

昨日8月4日、「被爆アオギリ二世」が、総代・婦人会長出迎えのもと、我が寺へやって来ました。

本年、被爆70周年の記念植樹として、広島市が希望者を募ったところ、住職が応募し当選した次第です。

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「被爆アオギリ」とは?

【昭和20年(1945年)8月6日、爆心地から北東へ約1.3㎞、広島市中区東白島町の旧広島逓信局の中庭で被爆したアオギリは、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続け、焦土の中で青々と芽を吹きました。その後、被爆アオギリは昭和48年(1973年)に平和記念公園に移植されましたが、〝平和を愛する心〟、‶命あるものを大切にする心〟を後世に継承するため、この被爆アオギリが実らせた種を発芽させて育て、成長した苗木を「被爆アオギリ二世」と名付けて配布しています。皆さんの手で大きく育て、平和の尊さを伝えていってください。】―広島市長からのメッセージ-

と、いうことです。

原爆により焦土と化した広島は、「75年間草木も生えぬ」と言われていましたが、「被爆アオギリ」は翌年に芽をつけ、人々に希望を与えたと言います。

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まさに広島復興の象徴ですね。

親木が原爆の熱線と爆風、放射線に耐え抜いたわけですから、筋金入りの頑強さを受け継いでいることと思います。

が、何はともあれ枯らさぬよう気をつけねば・・・

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因みに、淨寶寺墓地と本堂の間の植え込み、赤丸印辺りに植樹しております。

よければ覗いてみてくださいヽ(^o^)丿

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