スリランカ滞在記(4)

2500年以上の歴史を誇るスリランカ最古の都市「アヌラーダプラ」。

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漸く到着いたしました!!上の写真はアヌラーダプラ市役所前の銅像。何でも著名な政治家だそうですが、木の葉が目隠しになっており顔が分かりません!

さて、日本で言うならば古都奈良・飛鳥、スリランカ仏教の源流がこの街にはあり、その名跡に足を運びます。

と、その前に時間は既に午後1時過ぎ、まずは昼食を。

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スリランカの食堂はビッフェスタイルが主流。味は未体験なので、見た目美味しそうなもの、或いは食べられそうなもの、または匂いが悪くないものなどを選定しました。

スリランカのお米は、粒も小さくパサパサで固め。食べる際はカレーでふやかして口に入れるのが基本です。

白いお米はプレーンライス。チキンカレーをかけています。

赤いのはレッドライス、我が祖国で言う玄米のようなもの。ポテトがごろごろ入った黄色のカレーを選びました。

それからタンドリー風なチキンに茄子やニンジンの煮つけ、スパゲティー。緑の野菜は、現地の生ネギ。

スープはコーンスープ。

そして昼間っからビールが振る舞われました。誠に良い身分です。

ビールはライオンビールと言って、スリランカにおける「ザ・ビール」の位置を占めています。お味は、キリンラガービールを少し濃くしたような感じ。きちんと冷やされており、違和感なく美味しく飲めました。

さてお米。日本のウェットでホクホクした銀シャリに慣れた舌にとっては、お世辞にもうまいとは言えません。やはりカレーと混ぜながら頂きます。チキンカレーはスパイシーながらコクがあり、中々の美味。そして結構辛いです。

ガイドさんは「それ辛くナイヨ」と言ってましたが、それはあくまでスリランカスタンダードな舌でのお話。黄色いほうはサラサラで割とあっさりしたカレーでしたが、ポテトの繊維と芯がかなりマッチョで日本産のようにサックリと噛切ることができず残すことに。口直しで食べた生ネギは、シャキシャキとして歯ごたえがありましたが、これも辛みが結構あります。無論、タンドリー風なチキンも辛い。茄子やニンジンの煮つけには唐辛子の混入が認められました。辛くないものと言えば、スパゲティーとコーンスープ(ポタージュではなく、やはり独特な味)だけ。

まあ予想通りスパイシー&ホットな味わい。辛いもの好きな私ですが、恐らくこのような食事が三食毎日続く模様。さすがに胃が不安です。しかしながら、不味いというわけではなく、おかわりの手が自然と出るほどですから、美味しいことは美味しい。胃さえ破壊されなければ、スリランカグルメ、私の口に合います。

さて、昼食を終え、食堂を出たところ、満面の笑みを浮かべながら怪しげな男が寄って来ました。

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ニシキヘビ(?)を首に掛け、足元の草籠からキングコブラ。いわゆる蛇使いか。しかし、何故か猿まで引き連れています。蛇使いと猿回しのハイブリット形態か。襲われればニシキヘビに身体を締め付けられ、猿に引っかかれた上、とどめはキングコブラの毒牙で噛まれるという必死の状況。とんでもない男に遭遇したものです。

この後、我々一向は男に蛇を身体に撒きつけられ悲鳴を上げ、猿は人の肩や頭を飛び回るなどやりたい放題、そのうえ何百ルピー(1ルピーが大体0.9円)かを籠へ投げ銭させられるなど、さんざんな目に遭ってようやく開放されました。

またまた回り道をしてしまいましたが、これでやっと我々は2500年以上の歴史を誇るスリランカ最古の都市「アヌラーダプラ」を巡ることができそうです。

(続く)

 

 

 

 

 

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