スリランカ滞在記(7)

スリランカ滞在記、第7回目です。

内容が薄いのに比例して、相変わらず反応も薄いですが、たまに「見たよ」と言ってくれる(奇特な)方がいらっしゃいます。

貴重なお時間をブログ閲覧に割いて下さいましたこと、ありがたくお礼申し上げます。

さて、我ら一行は、スリランカは古都アヌラーダプラ、イスムルニヤ寺院に来ております。

が、ある方からとあるご指摘を頂きました。

「君はブログでイスムルニヤ精舎について何か書いているようだが、時にはイスルムニヤ精舎としてある。一体どっちが本当でどっちが間違いなのか。それともどちらでも良いのかね。」

はい、その通りでしたね。根がテキトーなもので、全く気付かずテキトーに書いてました。正解は、

イスルムニヤ精舎 Isurumuniya Vihara 

でございます。訂正及びお詫び申し上げます。

(しかし、よく気づいたなK君。相変わらず時間だけはたっぷりとあるようだ。)

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さて、蝙蝠の大群に恐れをなした私は、洞窟の探検をあきらめ、大人しく本堂横の宝物殿に足を運びました。ここには付近から出土した彫刻が収蔵されています。

上の写真はその目玉、「LOVERS」、恋人同士ですね。紀元4世紀から6世紀のものだそうです。

ガイドさんの話によると、男性は王子様で女性は庶民階級。しかし王子は身分を棄ててまで女性と一緒になったそうです。当時の階級制度というのは厳格極まりないものだったということですので、相当もめたであろうことは想像に難くありませんが、キチンとレリーフとして残されているということは、ハッピーエンドだったのでしょうか。或いはそうではなくとも、古えのスリランカ人を良い意味で感動させた二人だったのではないでしょうか。でないと、このような綺麗な彫刻が彫られることはないでしょう。(無論私の勝手な思い込みですが)

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さて、3回に亘って滞在したイスルムニヤ精舎、そろそろお暇をせねばなりません。なぜなら古都アヌルーダプラには、まだまだ訪れるべき仏教遺跡がたくさんあるのです。

上の写真は、イスムルニヤ精舎前の蓮池。スリランカの人びとは蓮が好きなのでしょう、池だけでなく、ホテルのフロント、庭、至るところで綺麗な蓮を見ることができました。仏教では蓮を、泥=煩悩の世界に咲いた清らかな花=悟りの象徴として、尊びます。さすが仏教国スリランカ。

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これは精舎の前で休んでいた犬。行く先々の遺跡で犬が寝そべっており、時々現地の人が餌などをあげていました。飼い犬なのか野良犬なのか分かりませんが、人に慣れており、落ち着いたものです。大切にされているという風ではないけれども、「共生」しているという感じです。耳がキツネみたいに立ってますが、見かけた犬の殆どがこんなキュートな顔立ちでした。

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さて、我ら一行は次の目的地へと移動しております。アヌルーダプラには遺跡がゴロゴロとしております。上は車窓から撮った、仏舎利塔(仏様の御遺骨を納めた塔)の遺跡。

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こちらは学校の遺跡だそうです。

さて、次はどこに行くのでしょうか。

(続く)

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