島根の名刹

この一ヶ月、「スリランカ滞在記」で一人盛り上がっている私のブログでありますが、ちょっと休憩。

先週の9月22日、島根県飯南町は明眼寺さまの、秋彼岸法座のお説教に寄せて頂きました。

実は明眼寺さまには私の子供時代からお世話になっており、一度お伺いしたこともあるのですが、随分昔のことだからほぼ記憶になく、実質的には今回が初めてのご縁となります。

広島市から車で(少し迷って)2時間半、国立公園三瓶山にほど近いこの地は、自然豊かな・・・を通り越して、神秘的な雰囲気さえ漂わせる美しい山間の町でした。出雲大社には車で半時間ということですので、そのような関係もあるのでしょうか・・・

明眼寺は宝徳二年(1450年)の開山というから565年!の歴史があります。

本願寺第12代御門主准如上人(1577~1631)の御眼病平癒に功あったということで「明眼寺」と名付けられた模様。

また松江藩初代藩主松平直政公(1601~1666)子息の眼病も平癒したとのことで、藩主愛用の銀匙が下賜されています(実在するとのこと!)。

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そんな名刹でありますから、境内に本堂・鐘楼は勿論、書院、太鼓楼、経蔵と本格的な伽藍の体裁が整えられています。

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㊤は経蔵。以前、同じ島根県石見西性寺さまの「経蔵」をご紹介させて頂きましたが、もう一回り大きな造りでした。

私の子供時代からのご縁ということもあり、たいへん温かい心のこもったおもてなしに与りました。まことに恐縮です。

明眼寺の皆様、本当に有り難うございました。

 

 

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