スリランカ滞在記(19)異形の宮殿シギリヤロックの謎~最終回

さて、今年も残るところ、あと2週間となりました。週末、夜の繁華街を歩けば、人の波。忘年会とおぼしき一行か、大いに盛り上がっているのでしょう、あちこちで雄叫びが聞かれます。なんで若年層の酔っ払いは叫ぶんでしょうか。救急車のサイレン音でも聞いたのでしょうか。月が出ているからでしょうか。

と、そんなシーズンにもかかわらず、このブログは、未だ今夏訪れた南国スリランカはシギリヤロックの頂上。

IMG_6781_1600

このズレ具合、かえって新鮮です。

と、思いませんか。

思いませんよね。

本題に入ります。

シギリヤロックの頂上に登り、最大の謎(本シリーズの謎⑦を参照のこと)も明らかになり、あとは降りるのみ。しかしながら・・・IMG_6787_1600

例によって、この高さ。さらに岩肌にむりやり取り付けた感満載の怪しい鉄階段。そして高所恐怖症の私。「シャレにならしまへんで・・・」などとぼやきながら、手摺にしがみつくようにして、一段、一段下って行きます。IMG_6793_1600

途中、見上げると、改めて断崖絶壁。よくあんな心細い足場を通るよな(お前もな)。

IMG_6804_1600

ようやく、地面に辿り着きました。ほっと一安心した、その時、

コブラがイルヨ!

と、ガイドさんの声。

象一頭も殺してしまうコブラの猛毒、こんなところで咬まれれば・・・緊張が走ります・・・

眉間に皺を寄せ、切迫した表情のガイドさんが指した指先の方向に目を移すと、

IMG_6806_1600

ああ、見えんこともないですね、キングコブラ。

あ、ガイドさん笑ってる・・・この場所での鉄板ネタなんでしょう。

私「びっくりしましたよ~」(小芝居)

と、いうことで全8回に亘って連載させて頂いた「シギリヤロックの謎」、堂々の完結。

しかしながら、まだまだ続く(しつこい)「スリランカ滞在記」、次回より新シリーズです。

IMG_6817_1600

一同、バスに乗り込み、次なる観光地へ。

車窓には、シギリヤロックの側面が。

後ろの座席から、男性の声が聞こえてきました。

「許せん!」

(本シリーズの謎①を参照のこと)

 

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次