婦人会新年会とmelody-ohshima
「21世紀史上最大」、「40年振り」、「真冬でもそうそうない」、「過去最強クラス」、「沖縄にも雪を降らすレベル」等々、Ｋ－１格闘家もびっくり、ド派手なリングアナウンスのついた大寒波の到来が目前に迫った本日23日土曜日のお昼時、当淨寶寺仏教婦人会新年会は予定通り敢行され、30名近いご参加を頂きました。
御本尊の前でお勤めの後、婦人会長からご挨拶を頂きました。
「昨年は戦後70年、また淨寶寺仏教婦人会の創立50周年を向かえ、先人達の御苦労を改めて思い、わが身を反省させられる年であった。それら先人が積み重ねてきたものを、どう活かし次世代へ伝えていくか、新年を迎えた私達の課題である。また、年が明けて早々に次から次へと悲しいニュースが入ってくる。世界経済も混乱を来している。そんな中、自分の身のことだけでなく、世界で不遇の日々を送っている方々を忘れてはならないし、少しでも良い物事を若い世代へ残して行くという努力もせねばならないと思う。そんな気持ちをたとえ僅かでも持ちながら一日一日を積み重ねて行きましょう。」
と、ついつい我が身のことばかり考えてしまっている自分に気付かされる、そんなお言葉でした。
さて、新年会では毎年、何か余興のようなものが行われますが、今年はひょんなご縁で知り合った、作曲活動をされているmelody-ohshima（メロディーオオシマ）さんがお越し下さり、ご自身作曲の楽曲を披露して下さいました。
メロディーオオシマさんの曲は、頭を捻り音符をあれこれ並べ変えてつくり出すものではなく、「空から自然と降ってくるように」心に浮かんだ音をスケッチしたものだそう。
「浄土真宗には『他力』という言葉がある。その言葉の示す本来の意味は分からないけれども、私の曲も自分で作ったというより『他力』と言ったほうがしっくり来る。」と、自曲の由来を語りながら、友人と編曲、また詞や歌を付けた楽曲音源を流し、皆さんで楽しみました。
さらに、自曲カラオケをバックに、オカリナ演奏！あのオカリナのどこか哀愁を帯びた音色がバッチリはまります。
時間にして、30分程のバラエティに富んだミニ演奏会。メロディーオオシマさんの楽曲は、透明感があり、真摯で、心のひだに触れるやさしさがあります。
お陰さまで音楽に潤された新年会となりました。有り難うございました！
ところで、今日ご披露頂いたメロディーオオシマさんの楽曲、現在YouTube（ユーチューブ）で公開されています。リンクは、
「melody-ohshimaチャンネル」
どうぞ、お楽しみ下さい！
さて、辺りが暗くなってきました（今、18：00過ぎ）。今、部屋には暖房をガンガン点けているものの、足元から冷え込んできています。殊更に前評判の高い大寒波。期待外れだと良いのですが、どうぞくれぐれもお気をつけ下さい。
コメント
コメント一覧 （2件）
ohshimaです。
私の自作曲を聴いていただく機会を与えていただき、誠にありがとうございました。
「他力」「空（くう）」などのお話しもとても勉強になりました。
ホント、大寒波襲来の前日でよかったです^^
駅伝が首尾よく行われることを願っています。
ohshima様
こちらこそ、昨日は有り難うございました。
また何かの機会によろしくお願い申し上げます。
音と縁起についてのご見解、とても分かり易い譬えで感心致しました。
今度、法話会でお話してみようと思います。
大寒波、それほどでもなくて安心しております。
駅伝も無事スタートしたようですし。
ご丁寧なコメント、感謝申し上げます。