さて、前回からまたまた随分と間が空いてしまいましたが、続いております「スリランカ滞在記」。たった五泊六日の小旅行記を半年以上にわたって書き綴っているわけです。しかも、さして重要でもない情報を、だれに必要とされるわけでもなく、気の利いた文章を書いてるわけでもなく、ただだらだらと・・・この浅薄さ・・・だから自分って人間は・・・
・・っと、危ない。思わず内省モードに入ってしまうところでした。振り返ってしまったが最後、その無意味さから、とてもじゃないけれども続けることはできなくなるであろうこの滞在記。考えてはなりません。前進あるのみです!
さて、ポロンナルワの巨大な石仏に参拝後、我々一向は本日のお宿へと向かいます。
スリランカでの移動は観光バス。ちょっとおトイレ休憩。
おおっ!流石エキゾチックスリランカ!休憩所の軒下で、ゾウまでもが憩っているではありませんか!
はい、木彫り(気付いてました)。
しかし、よく出来てますね~、生きているみたい!よく観察されてます。
Bさん「その辺、本物が歩いとるけえのっ、見ながら彫ったんよの」
そらそうですね。
ところで、見るもの全てが物珍しく、視力を酷使したせいでしょうか、首筋や肩がやけに凝ってしまいました。
スリランカにも整体や鍼灸的なものがあるんでしょうか?
ガイドさん「フフフ、お客サン、イイとこ知ってるヨ。」
あなたは、呼び込みか。
ガ「アーユル・ヴェーダね!」
アーユル・ヴェーダとは?
インドに発祥し、スリランカでも2千年以上の歴史があるという民間療法。ハーブなどの薬草やオイルを利用する、エステやマッサージみたいなものらしいです。
私「肩こりに効きますか?」
ガ「効くネ!次の日、調子イイヨ!」
「ウコンの力、飲んで飲み会に行ったら次の日二日酔いにならないよ」的な、実に軽い言い方が気になりますが、2千年以上の歴史、そしてアーユル・ヴェーダという得体の知れない名称です。これはもしかすると、たいへんなカルチャーショック体験ができるかも知れません。
でも、お高いんでしょう?
ガ「エエっとね。まあまあの店が7千円くらいネ。いいところ1万円ネ。」
ううっ、結構しますね・・・観光者向けのお値段でしょうか・・・
しかし、アーユル・ヴェーダという得体の知れぬ名称です。個人でそんなお店に入るのは、あまりにもリスキー。ここは悔しいですが、ガイドさんに従わざるを得ません。
私「では、折角なので一万円のところで。」
ガ「喜んでー」
と、ガイドさんの指示で、観光バスは幹線道路を外れ、未舗装の(怪しい)路地へと入りました。
結構、小奇麗で清潔そうな建物。お客さんのものでしょうか、きれいな乗用車も止まっています。
あそこがどうも、アーユル・ヴェーダの「イイところ」のようです。
あの中で、如何なるカルチャーショックが待ち受けているんでしょうか。
【続く】
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