前々回UPした「長野市にて(2)」の内容・・・
本願寺長野別院を訪問した理由が「ぽっかり時間が空いたから」と余裕を示しつつも、電車の都合で30分しか滞在できなかったというせわしさは、何という表現の矛盾。日本語としておかしいよねー。などという予期せぬ指摘が、このたび知人からありました・・・
なるほど・・・
実を言えば私、長野別院の前に、善光寺へ行っておりました。故に、ぽっかりヒマが出来たにもかかわらず、長野別院に着いた頃には殆ど時間がなかったのでした・・・
さて、善光寺と言えば、親鸞聖人とゆかり深き名刹(詳細はググってください)。浄土真宗をわが人生の旨とする者としては一度は訪れておきたいところ。ホテルでタクシーを拾い、善光寺へと向かう約10分程度の道すがら、運転手さんに見どころを尋ねました。
「おやきが美味しいよ」
おやき・・・おやきとはなんですか?と聞き返すと、信州では超ポピュラーな郷土料理であり、腹持ちも良く、曾ては田畠の農作業の合間に、薪などに焼べて食したという。形状は少し大きめの饅頭のようであり、皮は小麦粉などを練って作る。それで具を包むのだが、バリエーションは様々。味噌茄子であったり、山菜であったり、きのこ類であったり、アイデアで好きなものを具とすれば良い。ただし・・・
「ただし・・・何ですか?」
「野沢菜が一番ですね。」
おやきの具の超定番は野沢菜だそうです。善光寺に行ったら、参道にはたくさんお土産物屋があって色んな具材のおやきが売られている。けれども・・・
「やっぱり野沢菜のおやきですね。」
おやきは野沢菜に始まり野沢菜で終わる、みたいな運転手さんの力説が終わる頃、タクシーは善光寺仁王門前に到着しました。
【門の左右に屹立する金剛力士の阿吽像は、高村光雲(「智恵子抄」の詩人、高村光太郎の父)、米原雲海の共作とされ、脈動する筋肉ははちきれんばかりで見る者の邪な心を戒めます。この活きた木彫には米原雲海の弟子、林玄海の鑿も入っています。ちなみに私が以前勤めていた本願寺西山別院に寄贈された木彫吉祥天は林玄海の作品。】
賑わう参道。
参道は、あくまでも善光寺ご本堂へとお参りするために通る道。しかし、その時の私は、タクシーの運転手さんの力説に感化されて、「おやき」のことしか頭にありませんでした。
で、参道で一番人気のありそうなお店で、早速購入した「おやき」
もちろん野沢菜!
さて、お味は??
コメント
コメント一覧 (4件)
善光寺の参道は、こんなに賑わっているんですね。私のイメージはもっとひっそりとお寺だけが厳粛に建っているのかと思っていました。
浅草、浅草寺の仲見世に似ていますね。
「おやき」は、写真で見る限りでは素朴なおやつって感じですね・・・
おいしかったですか???中華饅頭の具が野沢菜って感じですか???
見た目だけでは、残念ながら味が想像出来ません。
また、教えて下さい!!
おはようございます。
善光寺についてのイメージは、私も全くまりさんと同じでした。
「おやき」の写真、中華饅頭っぽいですよね(^^)
でも、ちょっと違う感じなんです。
味はブログで近々リポートしますので、ご覧頂けたらと思います。
ありがとうございました。
きれいに整備された素敵な参道ですね(^-^)
しかも大賑わい!そしてそして、美味しそうな『おやき』・・・(*^_^*)
一度は訪ねてみたいものです(もちろんメインは善光寺ですよ)
先程調べてみると、阪急梅田に信州老舗おやき店が
関西初出店されるそうですよ~!
今月下旬OPENというグッドタイミング!!
これは買いに走らねばー!!!
コメント、ありがとうございます。
善光寺、いいですよ(^^)
このブログでは、「おやき」がメインになってしまいまいしたが・・・
おやき店、関西初出店なんですね!
最初に買って食べる「おやき」は、もちろん「野沢菜」で決まりですね!